和歌浦では唯一温泉のあるホテル「萬波」に向かって車を走らせました。漁港を過ぎると道はぐんぐん上り坂。見晴らしも良くなって気分も高まります。カーブをいくつか曲がると、左手に大きな建物が。
館内に一歩入ると素晴らしい景色に圧倒されました。ロビーの壁は一面の窓ガラスで、青々とした海が視界いっぱいに……。「すごい」と思わず声が出ます。
出迎えてくださったのは副支配人の吉村さんです。ロビーは南国のリゾートをイメージするようなインテリアで、居心地がとてもいい。ゆっくり本を読むこともできそうです。
館内にはレストランかもめ亭があり、カフェタイムにはこちらでコーヒーもいただけますし、もちろんお食事もOK。吉村さんにメニューを聞くと「海の幸で勝負させてもらってます。タチウオのお造りなど和歌山ならではのお料理です。こんなにおいしいと思わなかった、と他府県の方にも好評ですよ」とのこと。
ロビーの片隅にはショットバーがあり、好きな場所に腰掛けてお好みのドリンクがいただけるとか。テラスに出ると、すぐ下が海なので波の音が耳に心地よかったです。こちらにもテーブルと椅子がありますので、湯上がりに波の音を聞きながら、和歌山特産の梅酒などを軽く飲まれては?もっと飲みたくなったら、館内にバーもありましたよ。
おすすめの散策コースを聞いてみますと「海辺の遊歩道も人気ですが、高津子山に登るのもいいですよ。片道30分ほどですが、山頂の展望台からは市内や和歌浦湾が一望できて絶景です」と教えてくださいました。日頃の運動不足を解消に良さそう。
入社1年目というスタッフ、堀内さんに「こんなに眺めのいいところで働けていいですね」と話しかけると「採用試験の面接に来た時に、この眺めを見て絶対にここで働きたいと思ったんです」と笑顔。 ちなみに、堀内さんイチオシのお土産は和歌浦特産のかまぼこ「あしべ焼」と、萬波のオリジナル「だいだいドレッシング」でした。ぜひお味見を。