和歌山ビッグ愛は、市内でも有数の大きなビル。3階と4階には和歌山市医師会成人病センターも入っています。その10階にあるホテルランドマーク和歌山は、部屋数62室のこじんまりしたホテル。ロビーやフロントも落ち着いた雰囲気で上品です。
案内してくださったのは、営業企画部の丸山さん。「小さいホテルなのでアットホームな雰囲気づくりを心がけて、清潔さにも気を配っています」と話してくださいました。
こちらのホテルの魅力は何といっても展望の良さでしょう。部屋の窓から眺めると遠くにきらきら光る海まで見えましたし、名草山、和歌山城など方角によって様々な風景が…。写真を撮ったあと、しばらく見とれてしまいました。
でも魅力はまだあるのです。ホテルの直営レストランである「オテル・ド・ヨシノ」は、パリの「ステラ・マリス」のオーナーシェフ吉野建氏が和歌山に誕生させた店。「ステラ・マリス」と言えば、ミシュランガイドの1ツ星レストラン。和歌山の食材を使って生み出した料理の数々は、かなり評判が高いようです。 館内の直営店は他にもあり、カジュアルなタイプのカフェ&レストランも。こちらはデリバリーサービスもあるそうですよ。
「読書をするようなスペースはありますか?」と尋ねると、「お部屋もゆっくりしていただけますが、8階にある国際交流センターもおすすめです。図書コーナーもありますし、私も学生のころはよくそこで勉強してたんですよ」とのアドバイス。館内には男女共生社会推進センターや人権啓発センターなどもあり、それぞれライブラリーが設けられていました。
ところで、ビッグ愛までのアクセスですが、JR和歌山駅から線路沿いに遊歩道が通っているそうです。「私の足で15分ですから、普通の方だと20分ほどかかると思います」とのこと。丸山さんは、かなりの健脚なのですね!? 季節もちょうど秋ですし、体力づくりのためにホテルまで歩くのもいいですよ。