漁火の宿 シーサイド觀潮

夜の海に光る漁火、空には星……。旅情あふれる海辺の宿で、新鮮な魚料理が味わえます。

漁火の宿 シーサイド觀潮の外観
支配人の三上さん|温かな雰囲気のフロント

リピーターが多い料理自慢の宿と聞いて訪ねてみました。出迎えてくださったのは、支配人の三上さん。笑顔が優しそうで、親しみやすい感じです。「写真を撮らせてもらっていいですか」とお願いすると「いいですよ」と気軽にポーズ。海をバッグにした三上さん、さわやかですね。
テラスからは雑賀崎の漁港や沖をゆく船が一望できて、潮風もいい気持ち。「ここでビールを飲んだら本当においしいんです」との言葉に思わずクラッときましたが、ここは我慢。館内にも海を眺める休憩スペースがあって、新聞や本を読むのに良さそうです。

さて、料理についてお尋ねすると「何といっても魚です。漁から戻った漁船から直接買っているんですよ。獲れたての新鮮な魚をぜひ味わっていただきたいですね」とのこと。底引き網漁なので当日にならないと何が獲れるかわからないそうですが、ピチピチをすぐに食べられるなんて贅沢です。
ちょっと変わったところでは、備長炭の粉末を衣に混ぜた天ぷらなども。黒いエビ天とはびっくりしましたが、整腸作用があるそうです。健康への配慮や、オリジナリティも大切にしているんですね。

テラスから漁港を一望|エビの備長炭揚げ

魚の他には、小鍋でサービスされる熊野牛のすき焼きも人気のメニュー。味付けはもちろん、紀州湯浅の醤油です。
おすすめの散歩コースも教えていただきました。隣接する田ノ浦や新和歌浦、かなり足を延ばせば片男波ビーチまで歩ける海沿いの遊歩道です。マイナスイオンをたっぷり浴びて、早朝のウオーキングなどいかがでしょう。日頃の疲れも取れてリフレッシュできそうです。
ホテルの近くには、海に向かって突き出している番所庭園や雑賀崎灯台などの見所があり、岬めぐりも楽しめます。

最後にもうひとつ、耳寄りな情報を。歩いて7分ほどのところにハワイアンな雰囲気のショットバーがあるそうです。店の名前はカハナベイ。気さくな若夫婦がやっている居心地のよいバーで、窓やテラスからは夜の海が眺められるとか。トロピカルなカクテルをかたむけながら、ハワイムードも味わえたらおトクでしょ?

住所/和歌山市田野82
TEL/073-444-0111 FAX/073-445-6048
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