南海和歌山市駅から徒歩3分。アクセスに便利な立地の良さで、根強い人気を集めているホテルです。「私たちのモットーはハートフルとエコロジー。人に優しく、そして環境に配慮したホテルにしたいですね」とマネージャーの薮田さん。気さくな笑顔が嬉しいし、フロントではスタッフの皆さんも和気あいあい。アットホームな雰囲気ですね。
客室に案内していただくと、花粉症やハウスダストのアレルギーのある方でも安心の、空気清浄器がありました。旅の疲れを取るためのフットマッサージャーもさり気なく壁際に。「スリッパも毎日クリーニングしているんです。清潔ですよ」と薮田さん。
お部屋もシンプルで機能的だし、ビジネスマンの利用が多いのもうなづけます。「今日も満室なんです。平日は予約が多いですね」とのことでした。
朝食は8階にあるレストランが、朝だけオープン。和食か洋食かを選べて、メニューは手作りだそうです。
ロビーに戻ると、カウンターでモーニングコーヒーが無料でサービスされていました。ソファーに腰掛けて、ゆっくりいただけます。ふと見ると、壁にラーメンの食べ歩きマップが……。「ラーメン、お好きですか?」と薮田さんに尋ねると「大好きです」ときっぱり即答。「和歌山ラーメンは、各お店によって全部味が違います。醤油ベースや豚骨ベースなどありますが、私が好きなのは醤油味です」と楽しそうに語ってくださいました。あちこちの店をご存知で、ずいぶんとお詳しい。市駅の地下食堂街にも、和歌山ラーメンのお店があるそうですよ。
ここから和歌山城まで歩くと約20分、会場となるアバローム紀の国までは30分ほどかかりますが、朝のウォーキングにはちょうどいい距離ですね。
お土産は市駅の中にある高島屋がおすすめとのこと。かまぼこ、醤油、梅干しなど色々とそろっているそうです。「お土産用の和歌山ラーメンも高島屋さんにありますよ」と薮田さん。和歌山の人たちはラーメンを語ると熱いですよ!