JR和歌山駅を出て北に3分ぐらい。近鉄百貨店の角を曲がって歩いていくと、レンガ造りのホテル、シティ inn WAKAYAMAが見えてきました。中に入ると奥行きがあり、見た目よりも大きなホテルです。案内してくださったのは支配人の西田さん。33歳のお若い方で、やわらかな話し方が素敵です。「温かみのあるサービス」がモットーだとか。

こちらのホテルのポイントは、地下に男性用の大浴場があることです。「清掃時間の他は24時間いつでもご入浴いただけます。ユニットバスが窮屈だとおっしゃる方に好評ですね。サウナもありますし、リラックスしていただけますよ」と話してくださいました。ビジネスホテルで大浴場に入れるなんて、嬉しいですね。
街の中心部にあるので外食にも便利ですが、館内にも直営レストラン「海鮮料理 紀州」がありました。「とれとれの新鮮な魚介類を使った料理が自慢です」と西田さん。和歌山の魚料理が手軽に味わえるみたい。
ちなみに朝食はパンとコーヒーなら無料、和定食も600円でサービスされます。

レストランの奥には、まもなくネットカフェがオープン予定。コーヒーをいただきながら、インターネットを使えるスペースにするそうです。ソファーもゆったり落ち着く感じだし、気分転換によろしいのでは？
「地下にはカラオケボックスもあります。1人で楽しまれる方も多いですよ。館内にはバーもあり、宿泊のお客様に割引券をさしあげています」とのことでした。

ホテルを出てすぐの交差点には、紀州の名物「茶がゆ」の朝食を味わえる「めんどり亭」や、おいしいコーヒーがいただける「神戸珈琲館」など、魅力的なお店も色々。
和歌山屈指の歓楽街、アロチにも歩いて10分ほどです。一本道で迷わずに行けるそうなので、夜のフリータイムにちょっと羽を伸ばせるかも。

ところで、西田さんおすすめのお土産は「熊野古道ビール」でした。古代米を使ったビールで、柑橘系の香りが特徴なのだとか。一体どんな味なんでしょう！？